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執筆者の写真ハウスエージェント

秋に咲く花にはどんなものがある? 秋の花壇を華やかにしよう!



秋が深まって昼夜の気温差が大きくなるほどに、花色が冴え冴えとしてくるのも秋花壇の魅力です。


秋に咲く花ってどんな花?

秋の季節は9月から11月くらいまでとされるのが一般的な認識です。ガーデニングで秋に咲く花といえば、その通り9月から11月までが開花期というわけではありません。自然界のことですから、いつからいつまでとくっきり区分けすることはできませんよね。秋に咲く花は、春または夏から咲き始めて秋まで長く咲くタイプ、秋の間だけ咲くタイプ、秋から咲き始めて冬から早春にかけて咲くタイプの3つがあげられます。また、その年の気候によっても開花期間は微妙にずれることもあるので、「だいたいこのくらい」と捉えるのがよさそうです。


一年草や多年草の意味って?

多年草は、一度根付いてから1年以内に枯死することなく越年し、毎年開花する息の長い植物です。常緑で越年するものもあれば、夏または冬の気候が厳しい季節は地上部を枯らして休眠するものもあります。夏または冬に姿を消しても、生育期に入ると再び新芽を出して生育を始めます。多年草の寿命は種類によってさまざまで、数年で弱って姿を消すものや、長きにわたって毎年咲くものもあります。

一年草は、種まきから生育期、開花期を経た後、1年以内に枯死する、ライフサイクルの短い植物のことをいいます。原産地では本来多年草に分類されているものの、日本の暑さ寒さに馴染まずに枯れてしまうものは、日本では一年草に分類されて流通していることがあります。


初夏から秋にかけて咲く花


ジニア

ジニアは、キク科ヒャクニチソウ属(ジニア属)の一年草です。開花期間が大変長いために別名を百日草といい、5月から11月まで花が咲きます。花色には白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑、複色があります。背丈の低い矮性種から背が高くなる高性種まで品種が揃い、草丈は15〜100cmほど。原産地はメキシコを中心とした南北アメリカで、暑さに強く寒さには弱い性質をもっています。初心者でも種まきから簡単に育てられる、丈夫な性質。花つきがよく、花壇やコンテナを華やかに彩ってくれます。草姿が乱れてきたら、真夏に草丈の1/2〜1/3まで切り戻すと、再び新芽を伸ばして秋にたっぷりと咲いてくれますよ!


マリーゴールド

キク科マンジュギク属(タゲテス属)の一年草です。開花期は5月頃から11月頃まで。花色は黄色、オレンジ、赤、クリーム色、白、複色があります。草丈が低く、たくさん枝分かれして小さめの花を多数咲かせるフレンチ・マリーゴールド、草丈が高めで花弁を多数重ねて大輪になるアフリカン・マリーゴールドがポピュラー。原産地はメキシコ、中央アメリカ、一部アフリカで、暑さには大変強いのですが、寒さには弱い性質を持っています。花つきがよく、終わった花をまめに摘み取ると、次々と花芽が上がって開花が続きます。


キキョウ

キキョウ科キキョウ属の落葉性多年草です。古くは万葉の時代から愛されてきた花で、秋の七草の一つとしても知られています。開花期は品種によって幅があり、6月から9月頃。薄い花弁の星形をした花姿は愛らしく、切り花としても人気があります。花色は淡い青紫、ピンク、白、複色など。草丈は15〜150cmで、これも品種によって幅があります。原産地は日本を含む東アジアで、古くから日本の野山に自生してきたことから寒さ暑さに強く、花壇などに植えても環境に馴染みやすくて大変育てやすい花です。晩秋には地上部が枯れて休眠し、越年して春の生育期を迎えると再び新芽を出します。


秋真っ盛りの10月に咲く花

バラ

バラの一番の開花期は5月頃ですが、初夏から晩秋にかけて繰り返し咲く「四季咲き」タイプを選べば、10月頃にも美しい花姿を楽しめます。この時期に咲くバラを「秋バラ」と呼びます。昼夜の気温差が大きくなるので、初夏に咲く一番花よりは花色が冴え冴えとし、カップ咲きではより深くなるのが魅力です。バラはバラ科バラ属の落葉性の花木。つる性、株立ち性、木立性と品種によって樹形が異なるので、庭の広さや環境に合うものを選ぶとよいでしょう。花色は、赤、ピンク、オレンジ、黄色、茶色、紫、緑、白、複色などがあり、花姿も一重咲き、八重咲き、房咲き、カップ咲きなど多様で、選ぶ楽しみがあります。冬は落葉して休眠するので、切り戻し剪定をして樹形を整えます。


ダリア

キク科テンジクボタン属(ダリア属)の球根植物です。大輪種、中輪種、小輪種など花のサイズが多様で、草丈も20cm程度の小さなものから、3〜5mに達する皇帝ダリアなどがあります。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、紫、複色など。花形も一重咲き、デコラ咲き、カクタス咲き、ポンポン咲きなど10種ほどに分類されており、品種が多様なのがダリアの特徴で、好きな品種を探す楽しみがあります。開花期も種類によって幅があり、6月中旬〜11月ですが、一番多い見頃は10月頃です。原産地はメキシコ、グラテマラで、暑さに強い一方で寒さに弱い性質。晩秋に地上部を枯らして休眠するので、掘り上げて凍結しない場所で管理し、春に植え直します。


冬の足音が聞こえてくる11月に咲く花

サザンカ

ツバキ科ツバキ属(カメリア属)の常緑樹です。ツバキに似た花が、10月から12月にかけて開花します。花色は白、ピンク、赤、複色があります。樹高は2〜6mになりますが、毎年の剪定によって樹高をコントロールすることが可能です。原産地は九州、四国、沖縄など日本の暖地で、ツバキより寒さに弱い性質を持っています。常緑樹なので冬でもみずみずしい葉を保ち、目隠しがわりにも利用可。チャドクガがつきやすいので注意してください。


シクラメン

サクラソウ科シクラメン属の球根植物です。原産地は北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸。シクラメンは寒さに弱い性質があり、晩秋から冬の贈答用の花鉢としてのイメージをもたれがちです。しかし原種に近いガーデンシクラメンは比較的寒さに強く、ほとんど霜が降りない暖地では地植えでの栽培も可能。開花期は10月から3月で、花色は白、赤、ピンク、紫、複色などがあります。花つきがよく、次々とつぼみが上がってくるので、開花期間は液肥を与え、終わった花はまめに摘み取るようにしましょう。




ビギナーでも育てやすいものばかりです。お気に入りの植物が見つかったら、ぜひ庭やコンテナなどで栽培し、秋の季節を彩ってはいかがでしょうか?


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