仕事と子育ての両立の上で課題が残るのが家事労働。女性が外で働きつつ、家事も育児も手掛けているのが実態。
家事代行はなぜもっと爆発的には広まってこなかったのだろうか。
ハードルは世間体と「家の中を見せたくない」
日本人にとって、家事代行を使う上での最大ハードルは「世間体」とも言えるかもしれない。
ある専業主婦の女性は、「母の日とかで家事代行サービスを使える権利をプレゼントしてもらえたらすごく嬉しい。けど、自分でやれるのに……と思うと、自分でお金払っては頼めない」と話す。では金額の問題かというと、「それもあるかもしれないけど、本音を言うと家事代行の人が家に出入りしているのを近所の人に見られたくない。自分でできるのに、サボってると思われそうだからですかね……」という。
家事代行の人に家の中を見せたくない、プライベートを知られたくないという気持ちもある。
ある3児の母親は、3人目の出産で里帰り出産した際、夫を残した自宅のために、自治体の子育て支援券で掃除・洗濯などの家事代行を依頼した。さぞ夫の洗濯物がたまっていたのではと代行業者の担当者に聞くと、「行くと旦那様は自分でされていた」とのこと。夫は「散らかっていると恥ずかしいから」と妻に説明したという。
日本では共働きで2児の子育てをしてきた女性は、日本で産後に数回家事代行を使ったことがあったという。しかし、満足のいく内容ではなかったこともあり、継続的には利用してこなかった。シンガポールに駐在してからはフィリピン人のメイドを雇っているが、「言語が違うと、家族の会話が筒抜けにならないからハードルが下がった」と話す。
とはいえ、日本でも家事代行は伸びを見せている。
1番のニーズは料理の作り置き
日本人は、狭い家の中で上下関係を持ち込むのに抵抗感もあって、雇うほどお金持ちじゃないし……という感覚が強かった。
家事にも得意不得意があって、適材適所で自分ができないことはお金を払ってやってもらおうという人が増えてきたのではないだろうか。
多くの働く親にとっては、平日に仕事を終え、子どもを迎えに行って帰ってきたあとに夕食を作り、食べさせ、お風呂に入れ、寝かせる……という夕方の時間帯が一番忙しい。ここをプロに助けてもらおうというわけだ。
働き手にとっての「家事のプロ」
お願いする側も、「家政婦さん」というよりは「プロ」に頼む感覚で仕事を頼む。整理整頓を教えてもらう。いつもよりも美味しい食事を味わう。
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